相続財産の調査方法と費用について

相続の手続きの際には、相続財産に関しての調査が必要です。相続財産には、預金や不動産といったプラスの財産だけではなく、借金や住宅ローンといった債務も含まれ、債務が超過する場合には、相続放棄の検討もしなければなりませんし、被相続人がどれだけの財産を持っていたのかがわからないと遺産分割の判断ができないため、しっかり調査する必要があります。

相続財産の調査では、①相続財産の内容の確認、②その相続財産の評価を行います。①では、土地、不動産、現預金、株式などのプラスの財産だけでなく、ローン、借金などの債務もリストアップします。②では、①でリストアップした財産、債務の評価を行います。この際、相続税の節税のことを考えると、税理士などの専門家への相談を考えるとよいです。

次に、相続財産の調査の費用相場についてご説明します。
相続財産の調査は、弁護士・行政書士・司法書士・税理士に任せることができます。また、金融機関も遺産整理業務として相続財産調査を行っている場合もあります。それぞれの得意分野は異なりますが、費用の相場は、20～50万円程度となっており、誰に任せるかで金額が大きく異なります。

相続財産の調査は、相続手続きにおいて欠かすことのできない手続きですので、専門家の助けがあると安心です。

相続財産の調査など、相続に関してお困りの際はぜひアーム税理士法人にご相談ください。

アーム税理士法人では、京都府、大阪府、滋賀県、奈良県を中心に「相続税申告」「節税対策」「税務調査」などに関する税務相談を承っております。「相続財産の調査と費用」に関してお困りのことがございましたらお気軽に当事務所までお問い合わせください。